▲メニューへ戻る

著作権や肖像権パブリシティ権を侵害すると、侵害した我々にどのような問題が起こり得るだろうか?
プロバイダ等の対応

法的な問題

事務所等との関係の悪化

主な刑罰

プロバイダ等の対応
ファンサイトを開設している以上、多くの人はプロバイダやホスティングサービス、無料レンタルサーバ等と契約していることとでしょう。
近年、こうしたサービス業者に対し、会員のページ内容についても責任の一部を負うよう求められる傾向にあります。これを受けて、プロバイダ等が問題のある会員のページを削除してもその責任を問われることが無いようにもなりました。つまり、業者は会員の問題のあるページをいつでも削除できるわけです。
また、多くの業者は規約を設けて契約時の条項に含めているはずです。その規約で著作権法等の厳守がうたわれていれば、規約に反した会員の除名、契約破棄等を行えます。

つまり、権利侵害等の問題を内包しているページは、いつ一方的に消されるかもしれないということになります。
▲戻る

法的な問題
著作権や肖像権パブリシティ権は、いずれも親告罪です。
基本的には被害者から訴えがあったときに、はじめて法的な問題となります。では、今現在まで訴えられていない状況ならば、安心して続けて良いのか?と言えば、そう簡単な話でもないですね。

今現在まで訴えられていない・・・っという状況を”許可を得ている”ということと、混同してはなりません。単純に”まだ侵害の事実を知らない”のかもしれませんし、”告訴する時期を探っている”だけなのかもしれません。
また、”黙認してくれている”のかもしれませんが、黙認は正式な許可ではないわけですから、状況が変化すれば一転して権利を主張されることもありえます。(そもそも黙認されるということは、相手の好意に甘えている状況なわけですから、自主的に相手の不利益とならないように配慮したいものですね。)
いずれにしても、”今現在まで訴えられていない”ことが今後のリスクを保証してくれるものでは無いということを認識すべきでしょう。

さて、相手に権利を主張された時は、どのようなことになるのでしょう?

著作権、肖像権、パブリシティ権ともに、権利者は権利侵害しているページの削除を請求できます。(著作権法第112条、113条)

また、悪質な場合は損害賠償請求もありえます。特に営利目的の侵害では、損害賠償にまで発展する可能性が高まるでしょう。パブリシティ権では「不法行為」とみなされ、それらは刑事罰の対象になることもありえます。
肖像権では精神的損害に対する慰謝料請求(民法709条)も考えられるでしょう。
また、名誉毀損、侮辱に問われる場合は、刑事上の責任も生じます。(刑法230、231条)

▼関連記事 New!
アイドル写真集をネットに無断転載 容疑で男を逮捕(朝日新聞ニュース asahi.comより)

主な刑罰
著作権、出版権、著作者人格権の侵害
3年以下の懲役、300万円以下の罰金

著作者名詐称
1年以下の懲役、100万円以下の罰金

出所の不明示
30万円以下の罰金

▲戻る

事務所等との関係の悪化
私が個人的に一番恐れているのはこれです。悪質な侵害の事実のあるサイトがあれば、そのサイトごとに事務所側から削除請求等をしてくれたらありがたいのですが・・・今までの例からすれば実際にはそいうことは少ないかと思われます。そのかわり、一部のファンサイトの行いがファン全体に対する不信感として徐々に両者の間にしこりを作ってゆく・・・それが恐ろしいのです。(事務所側からすれば、ファンを個々に区別するなんてことはあまり無いでしょう。ファンはファンです。)
▲戻る

▲メニューへ戻る