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人格権・肖像権

人格権・プライバシー権(憲法第十三条 個人の尊重)
その人の許可を得ず、肖像(顔、姿)を撮影したり公表(使用)したりすることはできない。

著名人等の公人の場合、”公衆の知る権利”との兼ね合いで、その肖像権上のプライバシーの範囲が狭く扱われる場合があります。たとえば事前に撮影禁止をうたっていないイベント等の場合、肖像を撮影されるのはある程度しかたがありません。また、報道や批評目的に公表されることもあるでしょう。(注1)

しかし、芸能人等の肖像には「パブリシティ権」というものがあり、財産としての肖像が守られています。著作権ばかりに目が捕われがちですが、こちらも重要な問題と言えます。

また肖像に関しては名誉毀損、侮辱行為等に対して精神的損害に対する慰謝料請求(民法709条)や刑事責任も問われます。

(注1)無論、撮影禁止のイベントでは撮影できませんし、ましてや学校の登下校や行事のような明らかに私生活に含まれる時の撮影は一般人と同様に(事情を鑑みればむしろ一般人以上に)保護されるべきだと思います。
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参考文献 New!

2001年(平成13年)6月15日付け 朝日新聞 10面に、全面広告
として掲載された「社団法人 日本音楽事業者協会」の意見広告を
参考文献としてここへ引用します。
引用にあたっては、広く一般に公開する目的の意見広告であること、
一部分の引用ではその理解に不十分と私が判断しいたこと、により
あえて全文を引用の対象としました。
文章自体には手を加えずそのまま掲載しています。

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STOP! 肖像権侵害
「顔を盗む人たちへ」


顔写真などの無断使用による肖像権侵害で
今、たくさんのタレントや有名人が
被害を受けています。


ちょっと考えてみてほしいのです。
最近、アーティストの肖像写真の無断使用や、投稿写真の無断
掲載には、目に余るものがあります。タレントの顔写真と別の
女性のヌード写真を合成した「アイコラ」をインターネットで
公開したり、そうした合成写真を掲載した雑誌が続々と出版
されるなど、常識では考えられない事態も横行しています。
そもそも写真を無断で撮影・公開されたら、誰だって不愉快
なはずです。たとえば、あなたやあなたの大切な家族の顔写真
が勝手にインターネットで公開されたら?知らないうちに
投稿雑誌に掲載されていたら?それは今やタレントのみな
らず、あなたにも襲いかかるかもしれない問題なのです。
あなた同様、タレントや有名人も、不本意な形で自分の写真が
公表されれば、心をひどく傷つけられます。インターネットの
匿名性を悪用したそういう行為や、それを見て楽しむことは
「ほんのイタズラ心」では済まされないことなのです。
さらにタレントや有名人の肖像は、それ自体が価値を生み出す
「財産」であり、肖像権として法的に保護されています。肖像
権の侵害は、アーティスト活動自体に支障をきたすことにも
なるのです。
肖像権の問題を他人事にしないでください。それはあなたにも
関係しかねない問題なのですから。そして、タレントやアーティ
ストの肖像という財産を「盗む」ような行為は、決して許され
ない違法行為なのですから。
以上
「さらにタレントや有名人の肖像は、それ自体が価値を生み出す
「財産」であり、肖像権として法的に保護されています。」
の部分はパブリシティー権のことと思われますが、一般に馴染みが無い言葉なので省略しているようですね。
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