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ガメラ3リング2死国ロリータゴールデンボーイアルマゲドンスターウォーズ・エピソード1学校の怪談4、マトリックス、

ガメラ3
ガメラ III 邪神イリス覚醒
ガメラとギャオスとの死闘で、両親をガメラに奪われた綾奈。心に深い傷と憎悪を抱いたまま、奈良の親戚の家での生活を送っていた。そこで偶然出会った、ギャオスの変異体のイリス。いつしか綾奈はイリスにガメラへの復讐を托してゆくのだった・・・。
cover さあ、G3です。これは劇場だけでも9回観ました。(^^;
ずばり、主演の前田愛がいい!(爆
まあ、それはちょっと置いといて。
よくG3を1作目空中大決戦、2作目レギオン来襲と比較して不完全であると言う人がいます。たしかにG3は不完全な面もあります。でも、それでいいのです。というか、それがいいのです。
1作目は平成ガメラの世界観の構築です。そして2作目はその世界観を完璧に仕上げてみせました。さて、最終作G3はどうするべきでしょうか?前2作で築きあげられた世界観の延長で・・・それは愚行です。優れたクリエイターならば、必ずこうするはずです。
3作目は”破壊”なのです。
G3はあらゆる実験的要素を盛り込んで、前2作の世界観を破壊します。オカルト色をおびた設定。恋愛の要素。ヒーローであるガメラへの憎悪。エロチズム。
最終話を小奇麗にまとめることを拒否し、解き放ち、開放し、破壊したのです。整った佳作よりも、冒険した問題作に挑戦したことに拍手を贈りたいと思います。

もちろん私だって言いたいことはあります。キャラ多すぎ!(笑
当初は浅黄はいなかったと聞いています。キャスティングの手配の問題で浅黄はしかたなく出てきてしまったわけですが、出てしまえば浅黄というキャラはおざなりにできないキャラです。そこで”もう一人の巫女”である浅倉の役割が食われてしまいました。浅倉は結局なんだったのか分かりにくい結果になっています。
狂言回し的役割の倉田も、せっかくの強烈なキャラが、もったいないことになっています。いや、なにより綾奈の描き方も足りない(愛ちゃんもっと出せという心の声は置いておいても。笑)。
結局、90分の”尺”で描ける内容じゃないんですよね。あと30分欲しかった。

それでもG3はいい!
何度観ても飽きないスルメのような映画です。ガメラは何度観てもカッコイイし、愛ちゃんの演技は何度観てもグっときます。混乱している相関図も、幾度も観ていくうちに想像の世界の幅を広げてゆくことがわかります。
ガメラは幾度も観ろ!
これが私の結論です。
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金子修介監督
前田愛
中山忍
公式サイト
リング2
前作(映画)の、直後から話しは始まる。井戸の中の貞子の遺体は意外にも新しいものだった。禎子は井戸の中で生きていたのだ。一方、解けたはずの偵子の呪いは実は解けていなかった。呪いをめぐり、また恐怖の日々がはじまる・・・。
cover
小説のリングシリーズとは別の新たなシナリオ。小説の方は同一のシリーズとは思えないほど飛躍していきますが、映画の2の方はある意味正統に前作を継いでいきます。
たたみ掛けるように恐怖が進行する前作と比べると、ちょっと散漫な印象もありますが、まあ恐かったので善しとしましょう。前作の謎解きになっているのも、リングファンは必見ですね。
恐い(といか、非日常な)場面の観せ方はいいですね。特に最後の深田さんの”髪の毛ぶるぶるビデオ”はゾッとしちゃいましたねぇ。

しっかし、映画からは離れちゃいますが、小説シリーズの「リング」>「らせん」>「ループ」(「らせん」は映画化されましたが)の展開の突飛さには驚かされると同時に、舌を巻かされました。ループまでくるともはや冒険活劇ハードSFですよねぇ。(読んでない方はぜひ読みましょう。びっくりしますよぅ。)ループなんかもう映画化は不可能でしょうね。あ、それで「2」の方向へ走ったのかな?
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中田秀夫監督
高野舞
中谷美紀

死国
都会の生活に疲れ、少女時代をすごした四国の田舎へ帰ってきた比奈子は、かつて幼馴染みだった莎代里の死を知らされる。一方、莎代里の母親は四国の四国霊場巡りを通常とは逆に巡る”逆打”という行を行っていた。やがて○○はその恐ろしい意味を知ることになるが・・・。
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栗山千明嬢の体当たりの演技は、まあ評価しましょう。(当時はまだちょっと台詞まわしに難ありという感じでしたが、バトロアでは成長してらっしゃいましたね。っというか、栗山譲は、ただそこにいるだけで恐い!これはずるいぞ。笑)カメラワークが煩わしいという話もありましたが、それも演出ということで。
・・・でも、つまんなかったです。恐く無いし、サスペンス性もいまいちなぁ。

これはしょうがないことなんでしょうが、私は坂東眞砂子の原作の小説読んでしまっているんですよね。原作がとても面白かっただけに、映画の方に辛くなってしまいます。
っというか一番の不満は、原作の一番面白い部分「えっ!ああ、そいう伏線だったのか。おみごと!」ってエピソードが切られてしまっていること。”あれ”が無いと、四国が”死国”である必要も薄らいでしまうんじゃないかと。
原作読んでない方はぜひ読みましょう。

まあでも、一時は「おがぁさ〜ん・・」と叫んで人に抱きつき「ボキボキボキ!」っとい言うギャグが私の中でマイブームになっていたので、映画代の元はとったかなと。(^^;
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長崎俊一監督
夏川結衣
筒井道隆
栗山千明
ロリータ
新しい下宿先を探していた大学教授は、下宿先で美しい少女に
恋に落ちてしまう。彼女の母親の死をきっかけに、彼は少女を
旅へ連れ出すが・・・・
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泣けましたぁ。ロリータという小説や映画の存在はもちろん知ってたんですが、こういう話だったのね。心に深く残る作品でした。
それでも最初観た時は、主人公の行動はいかに愛からのものとはいえ、独善的で卑怯な部分があると思っていたんですが、後日自分が久かたぶりの恋をしてからは、「それもアリじゃん。ってゆうか、愛に善悪なんて無意味じゃん!」って思うようになり、主人公により親近感を抱くようになりました。(いや、私が子供に恋したわけじゃぁないですからね!笑)
しかし・・・結末は悲惨でしたねぇ。道ならぬ恋の結末はこうでなければいけないんでしょうか。まあ、ハッピーエンドも考えにくい話ではありますが。
とにかく、純愛。そのひとつの形がここにあります。

ところで、もちろんこの原作がいわゆる”ロリータコンプレックス”の語源になっているわけですが、話の中では変質者の劇作家と、はっきりスタンスを区別していましたね。元々の語彙には変質者的なニュアンスは含まれていなかったってことですか。ロリコンは純愛なんですね。(^^;
「不思議な国のアリス」を書いた数学者のルイスキャロルや、俳優のチャップリンがロリコンだったのは有名な話。彼らも別に変質者ではなかたわけで。
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エイドリアン・ライン監督
ジェレミー・アイアンズ
,メラニー・グリフィス
ゴールデンボーイ
誰にでも愛される優等生の少年が、ふとしたことからある老人のナチス戦犯であった過去を知っててしまう。少年は老人の話す残酷な過去に魅せられやがて・・・。
cover 愛ちゃんお薦めってことで観に行きました。恐怖の巨匠スティーブン・キング原作 の 神経すり潰し映画?
亡霊も悪魔も出てきませんが、生きた人間の内に潜む”亡霊と悪魔”が見えてくる趣向。老人の死と少年の変化・・・ラストはある意味、生まれ変わりかヒョウイでしょうか。オカルトでないのにオカルトを感じさせますね。

でも、これって戦争無かったことにしてる日本の国民には、あまりピンとこないのでは?私自身、欧米に育っていればもっと恐怖を感じたんではないかと思います。知識と理屈ではナチにまつわる問題も理解してはいるんですが、実感は無いですからね。育った国の歴史や文化的背景の影響はやはりぬぐいきれないでしょう。ほんとだったら私たち日本人も身につまされて実感しなきゃいけない歴史を持っているはずなんですがねぇ。

ともあれこの映画の主題は、説教くさい歴史問題ではなくって、”ゴールデンボーイ”の中に潜んでいた闇の部分の発見にあるわけですよね。逆にある意味それこそが、人類の歴史の闇そのものであるという気もします。
恐怖の質としては発散されるものではなく、心に澱となって沈んでゆくような種類の恐怖ですね。ああ、恐い恐い。
ブライアン・シンガー監督
ブラッド・レンフロ
イアン・マッケラン

アルマゲドン
地球に迫る巨大隕石に、世界は破滅を迎えようとしていた。残された手段は、隕石に直接爆弾を深く埋め込み爆破する方法。そこで選ばれたのは、石油採掘のプロ達だった・・・。

んー・・出だしの石油採掘場での追いかけっこは良かったんですが、後がなぁ。なんかCGでごまかしごまかし。実写のSFXだといきなりクオリティー落ちるし。特に隕石に着陸してからのセットは泣きたくなるような子供だましだし。
ストーリーはいかにもアメリカ人が好きそうな”雑多なスタッフ協力モノ”んで、最後は自己犠牲の精神・・・って感じで、あーあ。
でも、一番嫌だったのが、”アメリカ最高!全世界もアメリカに感謝しなさい!”ってノリ。そりゃアメリカ人は喜ぶだろうけど。

前評判は、かなり評判だったこの映画。観終わって映画館のエレベーターに乗ったら、乗りあわせた女性二人が、釈然としない様子で「面白かった・・・よね?」っと自信なさげに言ってましたが・・・。
マイケル・ベイ監督
ブルース・ウイルス
スターウォーズ エピソード1 ファントムメナス
前3部作の前の時代という設定。
純真な少年アナキン(ダースベイダー)の幼少子時の冒険と、彼に迫る悪のフォースの影を描く。

第一作リアルタイム世代同士で、これは観なきゃ!ってことで行ってきました。
仲間はみんな大満足のようでしたが、私はちょっと期待しすぎていた感も。
CGが多すぎて・・・なんかなぁ。
最初に思ったのは、どうして姫より侍女の方が可愛いんだろう?っと。これはストーリーを追ううちに納得。(微笑
ジェダイの騎士が未来(第一作)より人間離れした体術を駆使してましたね。やはりルークの理力は付焼き刃ってこと?あと、ロボットの兵士団も出てきましたが、未来では人間が兵士やってましたよね。未来は長引く戦争で帝国も疲弊して、ロボット軍団造る資金が無くなっているのかも。(^^;
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ジョージ・ルーカス 監督
リアム・ニーソン
ユアン・マクレガー
ナタリー・ポートマン
学校の怪談4
夏休み、従兄姉のいる海辺の田舎町へやってきた兄妹。そこのはかつて津波で海へ沈んだ学校があった。台風のあと次々にいなくなる子供たち。謎の老人・・・はたして?

ずっこい!何がずっこいって、主演のあの少女は存在感ありすぎ。まだ年少さんなのでろくに演技もできないわけですが、あの子ならただただ黙って置いておけば、絵になちゃうもん。ずっこいです。さらに幽霊のおじいさん役の落語家の人。ずっこい!味ありすぎ。たどたどしい台詞まわしも、味になっちゃうもん。ずっこいです。だいたい景色がずっこいし(この手の映画は多くがそうですが)。

まあ、ずっこい映画だなぁと思ってそれを、某白っぽいページのゆうり氏に話したら・・・怒られちゃいました。さらにR兄猫もあきれ顔。この映画は傑作なんだそうです。
ん〜私は映画の楽しみ方をよく分かってないんかなぁ・・・。
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平山秀幸監督
豊田眞唯
笑福亭松之助