2002年後半へ2003年前 観賞作品

火山高、ゴーストシップ、カンパニーマン、呪怨、ボーン・アイデンティティー、フィアードットコム、バトル・ロワイアル特別篇、レッドドラゴン、猟奇的な彼女、ビロウ、ロードオブザリング二つの塔New!戦場のピアニスト、ダークネス、New!クローサー、キャッチミーイフユーキャン、リロ&スティッチ、デアデビル、ネメシス、キューブ2、サラマンダー、ボイス、New!あずみ、ダブルビジョン、8 mile、アニマトリックス、マトリックス・リローデット、ザ・コア、チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
火山高
荒くれ高校生が集まる「火山高」。そこに、どこへ行っても退学させられるギョンスが入学してきた。火山高では生徒と教師の間で覇権を求める抗争が続いており、ここを退学させられたら後が無いギョンスは傍観を決め込むが・・・
cover韓国は今、日本以上に漫画やゲーム文化が熱い国。本作はその世界観をそのまま映画に持ち込んできた意欲作。
ストーリーは典型的な学園バイオレンス漫画のもの。そこに北斗の拳やドラゴンボールから派生した超能力的武闘術が展開されます。(ってか、柔道部や剣道部なんかあって、主人公は金髪だし、日本の漫画が原作だって言われてもおかしくない親近感が)

はっきりいって、シナリオはちょっと意味がわかんない冗長なとこもあるんですが、それを我慢して観てれば・・・面白いよこれ!(我慢できない人もいるだろうけど)いやとにかく、これでもか!これでもか!ってほど馬鹿馬鹿しく突き抜けた
アクション表現。邦画のなんかこざっぱりしたアクションには無い面白みがあると思います。
ってか、良い意味で恥知らず!怖いものなし!
邦画は恥を恐れるな!映画マニアから笑われたっていいじゃん!

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キム・テギュン監督
チャン・ヒョク
シン・ミナ
オフィシャルサイト
フィアードットコム
そのサイトを見た者は、48時間以内に死ぬ。
保健省の女性捜査官テリーは謎の伝染病を追ううち、そのサイトの存在を知る。刑事マイクと謎を追い出すが、その行く手には・・・。

はっきり言って、「リング」のビデオをインターネットのサイトに
置き換えたもの。つまりパクリ。ネットを扱っているのは黒澤清の「回路」も意識してるのかも。
でも・・・正式なリメイク版の「The Ring」より、こちの方がジャパニーズホラーへの思いいれたっぷりで、興味深いですよ。ってか、この監督は「TATARI」の監督じゃん!TATARIはアメリカンホラーへのオマージュたっぷり作品でしたが、今度はジャパニーズホラーへきたようです。(TATARIも表現はジャパニーズホラーの手法が散見できましたが)。
怖さは「リング」「回路」には及ばないものの、「The Ring」とはいい勝負。TATARIは全然怖くなかったので、かなーり進歩かも。
ただ、やはり米国ものってことで「レクター教授」の呪縛から逃れてられないみたい・・。

ま、ジャパニーズホラーファンなら観ておいて損は無し。
米国のクリエイター達がジャパニーズホラーを再現するのに四苦八苦する姿が見えるのが面白いです。(^^

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ウィリアム・マローン監督
 スティーヴン・ドーフ
オフィシャルサイト
ロードオブザリング 二つの塔
ロードオブザリングシリーズ第二作。
離れ離れになってしまった旅の仲間達。ピピンとメリーはオークに捕らえられ、
ガンダルフは行方知れず・・・ピピン達を救うべくオークを追跡するアラゴルン達。
そして、指輪を持つフロドとサムはゴラムと旅をすることに。
その裏ではサウロンの手下になりはてたサルマンの軍勢が人間の王国ローハンへ迫る!
cover前作よりさらにスケールアップ!
まぁ、原作ファンとしてはウーンって箇所もあるんですが、前作に比べて原作を読んでない人も大いに楽しめる痛快エンターテイメントに仕上がっているでしょう。
なんといってもローハンでの攻防戦が圧巻!アラゴルンはもちろん、エルフのレゴラスが階段を盾に乗って滑り落ちながら弓を射るシーンはカッチョええ!O(>_<)O
ファンタジーものでこれほど壮大な戦闘シーンがあったでしょうか?いや無い。(反語。笑)

原作ファンとして気になるところは・・・エルフって滑るように悠然と走るはずなんですが、レゴラスが岩場でアタフタしてる・・・。あと、「ゴラム」は「ゴクリ」と訳して欲しい!「ごくり、ごくりと喉を鳴らすからゴクリ」なんであって、「ゴラム」じゃ日本人には実感湧かないっす。

さて、原作の「指輪物語」のプロローグにあたる作品があります。
ホビットの冒険 (ホビット)」という作品。
これを読めば、なぜゴラムがああなってしまったのか?ビルボが指輪を手に入れたのはどうして?など等の謎が氷解します。もちろん我等がガンダルフも出てきます!
(こちらの作品は指輪物語より童話ぽく書かれていて読みやすいですし、エルフの姿もまた別な種族が描かれています。)

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ピーター・ジャクソン監督
イライジャ・ウッド
オフィシャルサイト
戦場のピアニスト
1983年のナチス占領下のポーランド。天才ピアニストのシュピルマンは、ユダヤ人であるという理不尽な理由で家族共々貧困と惨めさの渦巻くゲットーへ送られる。しかし、ユダヤ人への弾圧はそれでは収まらず、彼等を待つのは死の列車だった。独りだけ脱出することができたシュピルマンは、恐怖に追われる逃亡の生活へと・・・。
cover アカデミー賞主要三部門を制覇した本作。前評判では「感動の〜」というコピーが踊っていましたが・・・実際に観て、私は感動というよりも動揺してまいました。(´〜`)
ナチスのユダヤ人への迫害はよく知っていたつもりではいたのですが、こうして映像として見せられてしまうと言葉もありません・・・。
前半の”残酷”という言葉が軽薄に思えるほどの非情な歴史的事実の描写に完全に動揺。むしろ後半のシュピルマンの逃走生活の方が安心して観ることができました。やっと映画らしいサスペンス的に鑑賞できて一息。

現在のパレスチナへのイスラエルの強硬な姿勢の根源がここにあるんですね。アラブ人にユダヤ人の迫害の歴史を見せて理解しあおうという運動もあるようですが、むしろ迫害の不条理さを自ら知っているユダヤ人も考えて欲しいところです。

さて、映画的にはさすがに素晴らしい出来です。
逃走するシュピルマンの目を通して、観客も当時のポーランドの様子を隠れ家から覗き体験しているよう。

シュピルマン役のエイドリアン・ブロディは、役作りで体重を激減させたとか。あの眉の極端に下がった哀しげな顔も役作りなのかと思ってたら・・・アカデミー賞の舞台でも同じ顔でしたね。(^^;
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ロマン・ポランスキー監督
エイドリアン・ブロディ
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クローサー
リンとクゥアンの姉妹は幼き頃、両親を暗殺され、美しい女性に育った今、自らも超絶的な格闘術と父の残したコンピューター衛星を操る凄腕の暗殺者となっていた。チョウ兄弟の経営する香港の巨大企業のルイを暗殺した二人を、敏腕女性刑事コンが追う。
しかし、彼女達の前に謎の敵が現れ・・・
coverぎゃぁ〜!私の萌え萌え心に真っ直ぐストライクの映画が!強い!クール!理知的!そして美しい!
冒頭のスー・チーの華麗な暗殺シーンにうっとり。少林サッカーのヴィッキー・チャオはこんなに可愛かったのかぁ!そして男勝りのカレン・モクのカッコイイことよ!
「綺麗で優しいお姉さま」「キュートでおてんばな妹」「頼もしい狼のような女刑事」。どうだ?これでもか?ってなばかりのキャラ設定だけでも私のハートは撃沈です!
そして姉妹愛と敵味方の女の友情!何も考えるな!ただただ彼女達を見よ!

ま、アクション自体は流行のワイヤーアクションとカンフーという目新しいモノではない・・・とか言いつつ見せ方がイイ!
リン・クゥアン姉妹とモク刑事の粋な対決シーン。リンの銃撃戦とクゥアンのカーチェイスがシンクロしていくシーンも必見!
倉田保昭 との変則チャンバラ対決がまた大迫力!
アクションファンにもきっと満足していただけるこの一本。
騙されたと思って観ときましょうよ!
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コーリー・ユン監督
スー・チー
ヴィッキー・チャオ
カレン・モク
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あずみ
戦国時代後期。天涯孤独の身を小幡月斎に拾われた「あずみ」。しかし小幡は密命を受け、戦乱の世を沈める特殊部隊を育てる者であった。いよいよ密命を果たすとき、最後の試練は幼少の頃から共に戦闘の修行に明け暮れて育った仲間同士で斬り合うことであった。愛する者を倒して修羅の道へ踏み出したあずみ達。狙うは戦乱を企てる加藤清正等の巨大な敵・・・
 原作の小山ゆうの漫画はずっと読みたいと思っていたんです。上戸彩さんのプロモーションも凄くって、前評判上々。愛ちゃんのバトル・ロワイアルIIも翌月に控えて、邦画アクションの動向も知りたかったし・・・で、観ました。

・・・・・・・・ごめんなさいm(__)m
久々の「お金返して」映画になってしまいました。

上戸彩さん・・・まぁ、ご経験も少ないことですし、最初から演技力がどうこうとは思っていませんでした。にしても、周囲の演出した人たちの責任は重いのでは?それでオッケー出しちゃうわけ?ってシーンが多すぎ。

アクション・・・上戸さんの動きにキレが無いのを、早回しとスローモーションという古典的な手法でカバー・・・しきれていません。かっちょわりぃ。そんなくらいならもっと吹き替えつかっちゃえ。その方が潔い。

ギャグ・・・なんでギャグ入れるの?レッドシャドー赤影よりスベってましたよ。ってか、赤影の方がアクションはマシだったので、シリアスなら面白かったかもですが。とにかく、笑えないギャグをテンポを崩すようなポイントに入れないでくださいな。

やかましい・・・五条霊戦紀もそうでしたが・・・なんで邦画の時代アクションって、下衆で低脳な輩がぎゃあぎゃあ騒いでるんですか?それがリアルだとか思ってらっしゃる?ウザイ!

ってかさぁ・・・なんかもう、シーンが流れないってゆうか、展開がズタズタなんですよねぇ。邦画によくあるパターン。せっかく盛り上がってきた邦画シーンも、これで観客にまたソッポ向かれちゃうかも。

ホントの事いいますと・・・もう、「あずみ」のコスチューム見た時点で膝が砕けてたんですよ。なんで独りだけ浮いてるのさ?綺麗なオべべ着て。足元まで真っ白?
顔にはドバっと返り血浴びてるのに、衣装は「まぶしい白さ〜♪」お洗濯上がりみたい。細かいようですが、そういう考証って重要なんじゃぁないんですかね?売り出し中のアイドルにキチャナイかっこうはさせられない?じゃ、時代劇アクションになんかだすなよ!

暗澹たる気持ちで映画館出ました。邦画の明日はどっちだ?
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北村龍平監督
上戸彩
オフィシャルサイト