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第7夜(読者投稿)
zero」さんからの投稿です!

★おじぃちゃんが会いに来た?
これは僕が高校生の頃のお話です。
当時は意味もなく夜更かししてラジオの深夜放送を
聞いていました。
枕元にラジカセを置いて寝ながら聞いてたんですよね。
部屋を暗くすると、ラジカセのほのかな明かりとラジオから
聞こえるDJの声や音楽がとてもいい感じでした。

ある日いつものように深夜放送を聞いたのですが
眠くなったのでラジカセの電源を切って目を閉じました。
浅い眠りについた頃、突然耳元で「ビーーー」って
ものすごい音が聞こえたんです。
「ああ、ラジオ切り忘れちゃったかな?」っと思い
目をあけると部屋は真っ暗です。
ラジカセの電源が入っているなら明かりがついてるはずなんですよね。
でも一応確認しようと思ったら、僕は金縛りにあっていて
体が動きませんでした。こんな経験は僕は初めてでした。
相変わらず耳元では「ビーーー」って鳴っています。
怖いなぁっと思っていると「トントントン」って
階段を登ってくる足音が聞こえてきました。
「これはヤバイ"なにか"が来る」って思い、おもいきり体をひねり寝返りを
うちました。
すると金縛りは解けて、音も静かになりました。
ふと、ラジカセを見ると電源は入っていませんでした。
なんともいえない不思議な気持ちでしたけど、
僕はいつの間にか寝てました。

そして朝起きて下に降りていくと、祖母が茶の間で
カレンダーを見ていてつぶやいたんですよ。
「あぁ今日はおじいちゃんの命日だねぇ・・・」って...

ひょっとして僕の顔も見ずに亡くなってしまった
祖父が会いに来たのかな?って思いましたよ。



仮説

んー・・・
「ピーーー」は耳鳴りで経験したことがあります。でも「金縛り」ってのは経験したことが無いんですよねぇ。階段の足音は本当に誰かが上がってきたのかもしれないし。
さらに簡単な話し、寝ぼけていたのでは?ということ。夢の中で起きたつもりでいるってことは良くあることですから。
しかし一番の問題は翌日がおじいちゃんの命日だったってこと。この事実がzeroさんにその夜の体験を強く印象付けたんでしょう。
なんとも言えない事例ですね。不思議だと思えば不思議だし、不思議じゃないと思えばさして不思議でもない。個々の事象が独立していて関連性が薄いのがそうさせていると思います。

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