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第7夜(読者投稿)
岡村隆」さんからの投稿です!

★この前初めて金縛りに会いました。
変な声が聞こえたような気がして目は閉じていたのですが、白い顔みたいなのがぼんやり見えました。
でも、怖い感じはなかったのでそのまま寝ました。
次の日、気になって、家に伝わる家系の記録書を倉庫から取り出して、見てみるとその日は祖父の命日でした。
あと、曾おじいさんの命日が私の誕生日と同じ日付でした。
偶然なのか、不思議でした。


仮説

んー・・・
これは第7夜の投稿に似ていますね。
こういった事例が多いのかもしれないので、第7夜より深く考察してみましょう。

まず、「金縛り」とそれに付随する「怪奇現象」です。
こちらのページをご覧ください。
(このページは体外離脱を幻覚として楽しもうというサイト「楽しい体外離脱」からの引用です。面白いこと考えるよなぁ。)
ここに書いてあることはつまり金縛りとはごく普通に起こりうる生物的な現象だということですね。身体が眠っている時に意識が覚醒しかけてしまうと身動きできない自分に「気付く」わけです。
そしてそいう時には「幻覚」を見ることが多いんです。入出眠時幻覚と同じものです。幻覚は普段の我々の生活には遠いので理解しにくいですが、実際に体験した人によるとかなり現実味のあるものも多いようです。
幻覚を見た時それが例えば「ピンクの象」だったら、誰でもそれが幻覚だと気付くでしょう。しかしそれが現実に似ていたり、いわゆる霊体験に似ていたりすると・・・我々はそれを現実(あるいは霊体験)と判断してしまうこともあるわけです。

では「その日が祖父の命日だった」ことは?
岡村さんは倉庫からいわゆる家系図を捜し出して見られたんですよね?
ネットで家系図を検索してみると・・・一つの家系図に約25〜45人の名前が載っていました。家系図の中の命日に見た日と同じ日付がある確率は、25人なら約15分の一、45人なら約8分の一の確率になります。ありえない確率とはとても言えません。

「曾おじいさんの命日が自分の誕生日と同じ」
これは約365分の一の確率です。ありえない数値とは言えませんが、たしかに不思議に思われることもあるでしょう。
でも・・・よく考えると、曾おじいさんの命日と自分の誕生日が同じであることに何か意味があるのでしょうか?意味があるんじゃないかという疑問は、体験した金縛りと幻覚を「超常現象だと判断したことが根拠」になるわけで、ごく普通の生理現象の一面であると判断すれば、日付のことは意味を成さなくなってしまいます。

っというわけで、「不思議だなぁ」と思う気持ちから一歩踏み込んで考えてみると、新たな解釈が出てくるものなんですよね。


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